海外から来た人が、日本に違和感を感じるのは、たぶん征服と独立を経験してない国だからだと思う。
Posted On 2026年2月2日
海外から来た人が、日本に違和感を感じるのは、たぶん征服と独立を経験してない国だからだと思う。
1. 唯一の「占領」経験:第二次世界大戦後
日本にとって、歴史上初めて(そして唯一)公式に国家主権を失ったのが、1945年から1952年までの連合国軍(GHQ)による占領期です。
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征服との違い: スペインによる中南米征服が「既存の文明の破壊と入植」だったのに対し、日本の占領は「武装解除と民主化」が目的でした。
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独立の回復: 1952年のサンフランシスコ平和条約によって主権を回復しました。武力で追い出したわけではなく、外交交渉によって「独立を戻した」形です。
2. 征服される寸前だった局面:元寇と幕末
「もし失敗していたら征服されていたかもしれない」大きな危機は2度あります。
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元寇(13世紀): 当時世界最強だったモンゴル帝国が2度にわたって侵攻しました。暴風雨(神風)の助けもありましたが、武士たちの激しい抵抗により、植民地化を免れました。
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幕末の開国(19世紀): 当時、アジアの多くの国が欧米列強の植民地になっていました。日本も不平等条約を飲まされましたが、急速な近代化(明治維新)を成し遂げることで、直接的な軍事征服を回避しました。
3. 日本における「独立」のニュアンス
日本人は自分たちの国を「ずっと独立している国」と考えがちですが、世界史の文脈で見ると少し特殊です。
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「万世一系」の物語: 建国以来、一度も他民族に王朝を交代させられたことがない(とされる)ため、欧米やラテンアメリカのような「独立記念日」という概念が希薄です。
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島国という要塞: 四方を海に囲まれていたことが、征服を難しくしていた最大の要因です。
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