日本語、英語、スペイン語の文法を比べてみよう

日本語・英語・スペイン語 の文法を、比べながら整理してみましょう。


① 語順(基本の文の形)

  • 日本語SOV型(主語+目的語+動詞)
    例:私はりんごを食べる。

  • 英語SVO型(主語+動詞+目的語)
    例:I eat an apple.

  • スペイン語 → 基本は SVO型
    例:Yo como una manzana.
    ※ただし主語(yo)は動詞変化でわかるので省略できる →「Como una manzana.」でもOK。


② 動詞の変化

  • 日本語 → 活用はあるが、人称変化はしない。
    例:食べる → 食べた / 食べない / 食べます

  • 英語 → 人称・時制で少し変化。
    例:eat → eats / ate / eaten / eating

  • スペイン語 → 人称・時制で大きく変化。
    例:comer(食べる)

    • Yo como(私は食べる)

    • Tú comes(君は食べる)

    • Él come(彼は食べる)

    • Nosotros comemos(私たちは食べる)

    • Ellos comen(彼らは食べる)


③ 主語の扱い

  • 日本語 → 文脈で省略することが多い。
    例:食べる。(=私は食べる)

  • 英語 → 主語は必ず必要。
    例:Eat an apple.(命令文以外は主語必須)

  • スペイン語 → 主語は省略可能(動詞が人称を示す)。
    例:Como.(=私は食べる)


④ 時制

  • 日本語 → 基本は「現在/未来」と「過去」。
    例:食べる・食べた

  • 英語 → 過去・現在・未来+進行形・完了形などがある。
    例:I eat / I am eating / I ate / I have eaten / I will eat

  • スペイン語 → 時制がとても細かい(過去形だけで3種類以上)。
    例:

    • Pretérito perfecto: He comido(私は食べた/食べてしまった)

    • Pretérito indefinido: Comí(私は食べた=完了済み)

    • Pretérito imperfecto: Comía(私は食べていた=習慣や描写)


⑤ 形容詞の位置

  • 日本語 → 名詞の前。
    例:赤いりんご

  • 英語 → 名詞の前。
    例:a red apple

  • スペイン語 → 基本は名詞の後。
    例:una manzana roja


📌 まとめると:

  • 日本語 → 語順SOV、主語省略多い、人称変化なし

  • 英語 → 語順SVO、主語必須、人称変化は少ない

  • スペイン語 → 語順SVO、主語省略OK、人称変化が大きい、時制が多い

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