語順はSVOかSOVのどっちかではない。実は世界には 6通りの語順があるらしい

実は 語順(word order) は SVO と SOV だけではありません。
世界の言語を比べると、主語 (S)・動詞 (V)・目的語 (O) の並び方には 6通りの可能性 があるとされています。


🔹 6種類の語順

  1. SOV(主語 → 目的語 → 動詞)

    • 日本語:私はりんごを食べる。

    • 韓国語、ヒンディー語、トルコ語なども同じ。

  2. SVO(主語 → 動詞 → 目的語)

    • 英語:I eat an apple.

    • スペイン語、フランス語、中国語など。

  3. VSO(動詞 → 主語 → 目的語)

    • アラビア語:Akala al-waladu at-tuffāḥa.(食べた 少年 りんごを)

    • ケルト語(ウェールズ語など)

  4. VOS(動詞 → 目的語 → 主語)

    • マダガスカル語など。

  5. OVS(目的語 → 動詞 → 主語)

    • とても珍しい語順。

    • 一部のアマゾン地域の言語(ヒクシカリ語など)。

  6. OSV(目的語 → 主語 → 動詞)

    • さらに珍しい。

    • 一部のアマゾン地域の言語(ウァラオ語など)。


🔹 世界での割合(よく言われる目安)

  • SOV:40〜45%(日本語、韓国語、ペルシャ語など)

  • SVO:40〜45%(英語、スペイン語、中国語など)

  • VSO:10%程度(アラビア語、ウェールズ語など)

  • その他(VOS, OVS, OSV):数%以下(とても珍しい)


📌 まとめ

  • 世界には 6通りの語順 が存在する。

  • ただし、圧倒的に多いのは SOV(日本語型)と SVO(英語型)。

  • レアな語順はアマゾンの少数言語やマダガスカル語など。

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