語順はSVOかSOVのどっちかではない。実は世界には 6通りの語順があるらしい
Posted On 2025年8月20日
実は 語順(word order) は SVO と SOV だけではありません。
世界の言語を比べると、主語 (S)・動詞 (V)・目的語 (O) の並び方には 6通りの可能性 があるとされています。
🔹 6種類の語順
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SOV(主語 → 目的語 → 動詞)
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日本語:私はりんごを食べる。
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韓国語、ヒンディー語、トルコ語なども同じ。
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SVO(主語 → 動詞 → 目的語)
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英語:I eat an apple.
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スペイン語、フランス語、中国語など。
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VSO(動詞 → 主語 → 目的語)
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アラビア語:Akala al-waladu at-tuffāḥa.(食べた 少年 りんごを)
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ケルト語(ウェールズ語など)
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VOS(動詞 → 目的語 → 主語)
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マダガスカル語など。
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OVS(目的語 → 動詞 → 主語)
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とても珍しい語順。
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一部のアマゾン地域の言語(ヒクシカリ語など)。
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OSV(目的語 → 主語 → 動詞)
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さらに珍しい。
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一部のアマゾン地域の言語(ウァラオ語など)。
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🔹 世界での割合(よく言われる目安)
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SOV:40〜45%(日本語、韓国語、ペルシャ語など)
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SVO:40〜45%(英語、スペイン語、中国語など)
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VSO:10%程度(アラビア語、ウェールズ語など)
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その他(VOS, OVS, OSV):数%以下(とても珍しい)
📌 まとめ
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世界には 6通りの語順 が存在する。
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ただし、圧倒的に多いのは SOV(日本語型)と SVO(英語型)。
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レアな語順はアマゾンの少数言語やマダガスカル語など。
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