スペイン語の「ser動詞」の活用

スペイン語の「ser」は「存在する」「〜である」という意味の動詞で、主に以下の用途があります:

  1. 本質的な属性を表す(性格、職業、国籍など)
  2. 時間や日付を表す
  3. 所有を示す
  4. 場所を示す場合(常に存在する場所)

「ser」の活用

「ser」の動詞は不規則動詞であり、活用形が特定のパターンに従わないため、各形を覚えることが重要です。以下に、現在形、過去形、未来形の活用例を示します。

現在形

人称 単数 複数
1人称 yo soy nosotros/as somos
2人称 tú eres vosotros/as sois
3人称 él/ella es ellos/ellas son
2人称(敬語) usted es ustedes son

過去形(点過去)

人称 単数 複数
1人称 yo fui nosotros/as fuimos
2人称 tú fuiste vosotros/as fuisteis
3人称 él/ella fue ellos/ellas fueron
2人称(敬語) usted fue ustedes fueron

未来形

人称 単数 複数
1人称 yo seré nosotros/as seremos
2人称 tú serás vosotros/as seréis
3人称 él/ella será ellos/ellas serán
2人称(敬語) usted será ustedes serán

「ser」の用法

  1. 本質的な属性を表す
    • 性格、職業、国籍、色などの変わらない属性を表します。
    • 例:Ella es médica.(彼女は医者です。)
      Nosotros somos japoneses.(私たちは日本人です。)
  2. 時間や日付を表す
    • 時間や日付を示す時に使います。
    • 例:Son las tres.(3時です。)
      Es lunes.(月曜日です。)
  3. 所有を示す
    • 物の所有者を示す場合に使います。
    • 例:Este libro es de Juan.(この本はフアンのものです。)
  4. 場所を示す(常に存在する場所)
    • 特定の場所に常にある物や人を示します。
    • 例:La biblioteca es en la calle principal.(図書館はメインストリートにあります。)

「ser」は多くの文法的および意味的な用途があるため、使い方を理解しておくことが重要です。他の動詞「estar」や「tener」との違いも意識して使うと、より正確な表現ができるようになります。

 

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