スペイン語と英語の文法の違い

スペイン語と英語の文法の違いをわかりやすく比較して説明します。英語学習者がスペイン語を学ぶとき、あるいはその逆でも、「何が違うのか」を知るのはとても役立ちます。


🇪🇸 スペイン語 vs 🇺🇸 英語:文法の違い

項目 スペイン語 英語 解説
語順 SVO(主語-動詞-目的語) SVO 基本語順は同じ。ただしスペイン語は主語省略OK
主語の省略 ✅ よく省略される ❌ 省略できない 例:Como pan.(パンを食べる)※主語なしでOK
動詞の活用 非常に多い 少ない(3形) スペイン語は主語によって動詞の形が変化
名詞の性 男性・女性 なし niño (男の子) / niña (女の子)
形容詞の位置 通常は名詞の後ろ 通常は名詞の前 casa blanca(白い家)
形容詞の一致 性・数に一致 変化しない niñas bonitas(かわいい女の子たち)
発音と綴り 綴り通りに読める 綴りと発音が一致しにくい 英語は例外が多い(例:”enough”, “though”)
時制の数 多い(直説法+接続法) 少なめ スペイン語は「点過去・線過去」などがある
接続法 非常に重要(subjuntivo) あまり使わない 感情・希望・疑いなどで使う(例:Espero que vengas.
受動態 少ない/ser + participio よく使う 英語は “It was made…” のように頻出
冠詞(a, the) 定冠詞・不定冠詞が性・数で変化 変化しない el / la / los / las に注意

🧠 具体例で比較

日本語 スペイン語 英語
私はパンを食べる (Yo) como pan. I eat bread.
君は行く (Tú) vas. You go.
きれいな家 casa bonita beautiful house

👉 スペイン語は主語が省略されていても、動詞の活用で誰のことかわかる。


🎯 まとめ:英語とスペイン語の主な違い

観点 スペイン語 英語
動詞の変化 多い 少ない
主語 省略できる 省略できない
名詞の性 あり(男・女) なし
読み方 規則的 不規則が多い
接続法 よく使う あまり使わない

💡学習のヒント

  • 英語ができる人は、語順の共通点に助けられる

  • ただし、動詞の活用・名詞の性・接続法などは最初の壁になりやすい

  • スペイン語の綴りは発音しやすく、読めば読めるのが強み!

スペイン語で人生を変えよう

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