「偏差値」という概念は日本特有のもので、海外では使われていません。ただし、それに近い評価制度やランキングはあります

「海外の偏差値」について説明します。
結論から言うと、「偏差値」という概念は日本特有のもので、海外では使われていません。ただし、それに近い評価制度やランキングはあります。


🇯🇵 日本:偏差値とは?

  • 偏差値(へんさち)は、テストの成績を全体の中でどのくらいの位置かを数値化したもの。

  • 平均が50。高いほど成績が良い。


🌍 海外では「偏差値」は使われないが…

海外では、学力や進学難易度を示すとき、別の方法が使われます:


① GPA(Grade Point Average)– アメリカなど

点数 意味 GPA
A Excellent 4.0
B Good 3.0
C Average 2.0
D Below average 1.0
F Fail 0.0
  • GPAは成績の平均。4.0が満点

  • ハーバードやMITなど名門校では、GPA3.8〜4.0以上が一般的。


② SAT・ACTスコア(アメリカの大学進学試験)

  • 偏差値の代わりに「全国スコアのパーセンタイル(上位〇%)」で評価。

  • 例:「この大学はSAT1300点以上(全体の上位20%)」など。


③ 世界大学ランキング(学力や研究力の指標)

  • QS, THE(Times Higher Education), ARWU など

  • 指標例:卒業生の就職率、論文数、教授の評価、留学生率など

  • 「世界の偏差値ランキング」のようなものとして見られる


🏫 偏差値っぽく見られる海外の例(日本との比較)

海外大学 日本の偏差値イメージ(ざっくり)
ハーバード大学 偏差値80以上級
スタンフォード大学 偏差値78〜80級
ケンブリッジ / オックスフォード 偏差値77〜80級
カリフォルニア大学バークレー校 偏差値75前後
ソウル大学(韓国) 偏差値75級(東大レベル)
清華大学(中国) 偏差値75級(東大・京大級)

※これはあくまで「日本の感覚」での例えです。


📝 まとめ

日本 海外
偏差値で成績を評価 GPA、テストスコア、ランキングなどで評価
全国模試・入試で偏差値を活用 相対評価より絶対評価・提出書類重視

スペイン語で人生を変えよう

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